小学校生活の始まり

この春、下の子が小学校に入学しました。卒園からあまり時間は経っていないけれど、制服を着てランドセルを背負った姿にはまたひとつ成長を感じさせるものがありました。

入学式の朝と再会

午前休をもらったので、普段よりゆっくりの朝。とはいえ、久しぶりのスーツを着てカメラを車に積んで、入学式が終わったら出社できる準備もして、となると結局はばたばたしてしまいました。

開場時間から10分ほど遅れて到着したのですが、前列はまばらで、新入生入場時に歩く列付近の席が抑えられていました。やはり入学式も特別なイベント。皆さん、しっかり準備して来ているようでした。

それにしても、1時間近くパイプ椅子に座っているのは、実は別の意味で緊張感がありました。腰に少し不安を抱えているので、じっとしているだけでも意外と神経を使います。最近聞いたのは坐骨を椅子に刺すイメージで座るとのこと。まあなんとなくわかる。

カメラの準備と撮影について

今回もタムロンの28-300mmズームレンズを使用。いやむしろこれしか持っていない。私の生活での常用域はカバーしてるので、大体のシーンで活躍できる。体育館くらいの規模であれば十分対応できます。次回の小学校イベントはおそらく運動会なので、望遠レンズが必要ですね。

シャッタースピード1/500秒に設定しました。この前の卒園式は1/1000秒にしていましたが、さすがに速すぎたと感じたため、今回は少し余裕をもたせました。

また、今回はブラケット撮影は行いませんでした。露出を3段階変えても、結局はオーバー気味の写真を選んでしまうことが多く、子どもの写真ならそのほうが自然に見える気もします。

事前にカメラの設定を済ませておいたことで、当日は安心して撮影に臨めました。焦る場面も少なく、落ち着いて子どもの姿を追えたのがよかったです。

さらに、今回は試しにα7IVのクリエイティブルックの「ポートレート」を使ってみましたが、正直なところその効果はあまりはっきりとは感じられませんでした。もっと光の条件を選ぶ必要があるのかもしれません。いろいろ使いこなして、いい感じの写真が撮れるようになりたいですね。

式の様子と成長の実感

式は簡潔ながら温かく、子どもたち一人ひとりが名前を呼ばれて返事をする場面では、緊張しながらも頑張る姿がとても印象的でした。児童会長の挨拶がありましたが、6年生ともなるとはきはきして、大人な感じありますね。

式のあとには教室で先生からの説明があり、その後は解散となりました。外に出て、入学式の看板の前で記念写真を撮る流れに。

上の子のときは、ちょっとご機嫌ななめで、こうした定番の写真を撮り損ねたことがありました。今回はなんとかタイミングを逃さずに済んでホッとしていますが、上の子にも改めて写真を撮ってあげたいなと思っています。

離れて暮らしていると、こうしたハレの日には「ちゃんと写真を撮っておこう」と強く思うものの、ふだんの何気ない日常の写真も大切だなと感じます。節目の行事だけでなく、なんでもない一日の笑顔も、もっと残してあげたいですね。

最後に

下の子にとって、保育園時代は何度かの転園もあって、環境の変化が多い日々でした。保育園のお友達も同じクラスにいるみたいなので、ちょっと安心ですね。

小学校生活、楽しく健やかに過ごして欲しいです。

入学、おめでとう。これからの毎日が笑顔であふれますように。