芝桜の植え替え作業

先日、彼女の亡くなったおばあちゃんの家へ行き、庭に残っていた芝桜を回収してきました。昨年も同じように分けてもらったのですが、今回はさらに株を増やすため、再び植え替え作業に挑戦です。

 

植えた場所は、昨年と同じく私道の擁壁近くと、用水路まで続く斜面。どちらも雑草が勢いよく生い茂っていたため、まずは熊手を使って雑草をかき集め、鍬で土を掘り起こして、大きな石を取り除くところからスタートしました。

 

特に斜面側は、もともと砕石でも敷かれていたのか、掘れば掘るほど小石が出てきます。あまりにも細かい石まで取り除こうとするときりがないので、ある程度のところで妥協しました。

 

鍬の振り方が悪かったのか、作業の翌日は見事に筋肉痛に。普段使わない筋肉を使ったせいか、特に背中と腕が張ってしまい、あらためて土作業の大変さを実感しました。

 

芝桜は良くも悪くも根が深くありません。そのため、「植える」というよりも、根が土にしっかり触れるように踏み込むようなイメージで作業しました。掘り返した柔らかい土の上に根を広げ、手と足で軽く押さえながら、風で浮き上がらないよう丁寧に固定していきます。

 

今年はとにかく「生き残る」ことが目標。きっと今年は地上部があまり派手に育たず、根付くことにエネルギーを使うと思います。無事にこの厳しい環境に馴染んでくれれば、来年にはもっとたくさんの花を咲かせてくれるはずです。

 

また春が来るのが、今から楽しみです。