ゴールデンウィークにバイクに乗る予定があり、その前に動作確認も兼ねて軽く走らせようと思った。
しかし、バイクにまたがる前に問題が発生。リアボックスが、なぜか開かない。
思い返せば、以前から鍵の動きが少し怪しかった。
「たまに引っかかるな」と思いながらも騙し騙し使ってきたが、ついに鍵がピクリとも動かなくなってしまった。
特に下調べもせず、「潤滑すればいいだろ」と安易に考え、手元にあったチェーンルブを鍵穴に差してみた。
──あとで調べたところ、これは完全に悪手だった模様。チェーンルブは粘度が高いため、鍵穴の動作不良をむしろ悪化させることがあるらしい。
慌ててホームセンターへ向かい、専用の鍵穴クリーナーを購入。
まだこの時はなんとかなると思ってました。
強力な洗浄スプレーを吹きかけ、何度か鍵をガチャガチャと試してみたが、状況はまったく改善されなかった。
次に考えたのが、「もう鍵穴自体を壊してしまおう」という作戦。
しかし、マイナスドライバーを突っ込んでぐりぐりやっていたら、ドライバーの方が先に壊れてしまった。
完全に打つ手なし。
しばらく悩んだ末に、「どうせ中古品だし、また中古で箱ごと買い直してもいいか」と半ばヤケになり、
折れたマイナスドライバーを使って、リアボックスの収納エリアを無理やりこじ開けた。
外装にはガリガリと傷が残り、無傷とはいかなかったものの、何とか収納部へのアクセスには成功。
とはいえ、いざヤフオクやメルカリで中古のV47を探してみると、やはりどれもそれなりに傷が付いている個体が多い。
「だったら今の箱を使い続けるために、キーシリンダーだけ新品に交換すればいいか」という気持ちに切り替わった。
ということで、今回はGIVI V47用のキーシリンダーをとりあえず注文。
無事に届いたら、交換作業に挑戦しようと思う。