神代桜を見て来ました

先日、山梨県北杜市にある「山高神代桜(やまたかじんだいざくら)」を見に行ってきました。日本三大桜のひとつとされる、推定樹齢2,000年を超えるエドヒガンザクラで、国指定の天然記念物でもあります。

 

その前に立ち寄ったのが「長浜ラーメン松吉」。昔ながらの豚骨スープが絶品で、細麺がスープによく絡みます。チャーシューも柔らかくてジューシー。自分で味変するスタイルで、ここへ来ると高菜をもりもりで入れてしまい、食べ終わることにはいつもスープが真っ赤になります。

 

ラーメンでお腹を満たしたあとは、いよいよ神代桜へ。 ちょうど満開のタイミングで、淡いピンクの花が空に映えてとても綺麗でした。

正直、樹齢2,000年と聞いていたので、どれだけ大きな桜なのかと期待していたのですが、実際に見てみると意外とコンパクト。周囲にある他の若い桜のほうが、樹高や枝ぶりは立派に見えるほどでした。

神代桜の幹はかなり裂けていて、中が空洞になっている部分も多く、いくつもの支柱で支えられています。ちょっとした化け物感ある。少し拍子抜けした気持ちもありましたが、それでもこの姿で2,000年前の人も同じ桜を見たのかもと思うと、少し感動を覚えました。つい最近のニュースで、樹勢が弱まっているかもとのことで検査をするとのことでした。拝観料もとるようになったし、しっかり保全に役立てて欲しいです。

会場には多くの人が訪れていて、屋台も出ていてにぎやかでした。春祭りのような雰囲気で、ふわっと心が弾むような気持ちになりました。寒い冬を越えたあとに感じるこの開放感、やっぱり桜ってすごいなと実感します。雰囲気につられて団子を食べてしまいました。

神代桜だけでなく、周辺の桜も見応えたっぷり。春の空気をたっぷり味わいながらの散策は、本当に癒やされる時間でした。