子どもの成長を祝福する日

先日、下の子の卒園式に行ってきました。離れて暮らしてはいるものの、この特別な日を一緒に迎えることができて、本当に嬉しかったです。

会場での再会と撮影の準備

開場時間から10分ほど遅れて到着したのですが、すでにカメラ席の前列は埋まっていました。やはり卒園式は特別なイベントなので、皆さん気合が入っていたようです。

今回はタムロンの28-300mmズームレンズを使用しました(というかそれしか持っていない)。園の遊戯室ほどの広さであれば、このレンズの望遠で十分に対応でき、子どもの表情もきちんと捉えることができました。ただ、運動会のようにカメラ席から遠くの被写体を撮りたいとなると、さすがに300mmでは力不足に感じることがあり、もう少し焦点距離の長いレンズが欲しくなりますね。

今回は日和ってシャッタースピードを1/1000秒に固定しました。手ブレや被写体ブレを防ぐため、腕に自信がない自分にとってはこの設定が安心です。今時の高感度のカメラ嬉しい。さらに、ブラケット撮影で複数の露出を試しながら、オート撮影に頼るだけでなく、さまざまな設定で撮影を楽しんでみました

しかし、いざ撮影となると、設定を調整するのに意外と手間取ることが多かったです。卒園式のように一瞬の大切なシーンが次々と訪れる場面では、事前に「どんな写真を撮りたいのか」をしっかり考えておくことが重要だと実感しました。

例えば、証書授与の瞬間をしっかり残したいなら、望遠で表情を狙うか、引きの画で全体の雰囲気を残すかを決めておく。集合写真ではF値を調整して全員にピントを合わせるか、あえて被写体を際立たせるかを考える。そういった準備ができていると、当日の撮影がスムーズになり、撮り逃しが減ると思いました。

実際子どもの写真撮るのに露出を下げた写真はあまりいらない気もする。

卒園式の様子

会場は温かい雰囲気に包まれ、子どもたち一人ひとりが名前を呼ばれて卒園証書を受け取る姿がとても誇らしく見えました。

下の子の番が来ると、しっかりと証書を受け取り、先生とやりとりする姿に成長を感じずにはいられませんでした。

その後、園児たちによる歌の発表があり、歌詞の一言ひと言が心に響きました。子どもたちが一生懸命に歌う姿を見て、これまでの頑張りや、先生や友達との絆を思い出しているのかなと思うと、こちらも感動してしまいました。

お別れの言葉

式の終盤には、園児全員で「お別れの言葉」を読み上げる場面がありました。とても長い文章でしたが、一人ひとりがしっかりと声を出し、心を込めて読んでいるのが伝わってきました。

何度も何度も練習したのだろうと思わせるほど、言葉に気持ちがこもっていて、途中で言葉に詰まりながらも最後までやり遂げる姿に胸が熱くなりました。

卒園式を終えて

式が終わった後は保育園のお友達と一緒に写真を撮ったりして、少しの時間を一緒に過ごすことができました。先生や友達と楽しそうに話している様子から、充実した園生活を送っていたのが伝わってきました。

これからの小学校生活を楽しんでほしいと願うばかりです。

最後に

下の子は保育園は3つ目で、苦労をかけてしまったなと思います。それでも、今ではしっかり自分の気持ちを伝え、友達と楽しく過ごせるようになりました。そんな成長を間近で感じることができた1日でした。

いよいよ春から小学生。新しい環境でも楽しく過ごせるように、陰ながら応援していきたいと思います。