お題チャレンジ「思い出の先生たち」

学校生活を振り返ると、やはり印象に残るのは先生たちの存在です。授業だけでなく、部活動や学校行事、日々の関わりの中で強く記憶に刻まれた先生たちがいます。特に印象深い先生たちについて書いてみようと思います。

バスケットボール部の先生

中学・高校とバスケ部に所属していたので、当然ながらバスケの先生との時間が最も長かったように思います。厳しい練習に耐えながら、試合での勝利を目指して努力した日々。特に高校の先生は、技術面だけでなく精神的な成長も促してくれたと思います。

高校時代には、私たちの代で県ベスト8まで進出することができました。日々の厳しい練習や先生の熱心な指導のおかげで、チームとしての結束力も強まり、結果を残せたことは今でも誇りに思います。試合の興奮や最後の笛が鳴った瞬間の達成感は、今でも忘れられません。

しかし、負けたら引退という試合で、外国人選手を擁するチームと対戦し、思うようなプレーができずに敗れてしまいました。相手のフィジカルの強さや高さに圧倒され、自分たちのバスケットができなかったことが本当に悔しかったです。

合唱団の先生

合唱団の先生も、記憶に深く刻まれています。とにかく厳しい先生で、ちょっとしたミスや気の抜けた態度には容赦なく叱られました。今当時の先生と同年代かもしれませんが、合唱に対する情熱と熱意をあそこまで持てるというのはなかなかすごいことです。

また、少年少女合唱団は今でも活動を続けているとのことで、メンバーが変わっても、合唱の伝統が受け継がれていることには感動します。

小学生の時分なので記憶は曖昧ですが、合唱では全国大会に出場し、滋賀や茨城に行かせてもらったことを覚えています。あの頃は、ただ遠くに行けることが楽しかったという気持ちが大きかったですが、今思うと貴重な経験をさせてもらえたのだと感じます。遠征先での合宿や、本番の舞台で歌った緊張感、他の合唱団の歌声を聴いたことなど、断片的ですが強く印象に残っています。

先生たちが残してくれたもの

今振り返ると、どの先生も厳しさの中に温かさがあり、それぞれの方法で私たちを成長させてくれました。バスケでのチームワークや精神力、合唱団での努力の大切さ。これらは、今の自分を支えている大切な要素になっていると感じます。

当時は、先生たちの指導の中には怒鳴ることもあれば、時には手をあげることさえありました。それが当たり前のように受け入れられていた時代でしたが、今の時代では別の形で生徒たちを導く方法が求められているのかもしれません。熱血よりもデータなってますしね。

 

大人になってから、先生という職業の大変さをニュースなどで見聞きし、改めてその苦労を感じることがあります。特に、ほぼ無給とされる部活動の指導に時間を割いてくれていたことを思うと、今更ながらありがたいことだったと気付きます。熱心に付き合ってくれた先生方の労力を、当時は当たり前のように受け取っていましたが、今思えば本当に感謝すべきことだったと感じます。

少年時代に長い時間を共有する大人の影響は、やはり大きいと改めて思います。先生や指導者の言葉、態度、情熱は、知らず知らずのうちに自分の価値観や考え方に影響を与えていたのだと思います。

先生たちとの思い出は、歳を経ることで感謝につながりますね。。